相田 ただ、実際にはまったく持たなくて、スタッフも30分で飽きて巻きに入ってましたけどね。

清水 いずれにしても、あなたたちくらい仲良くないと成立しない企画だと思うよ。さっき話に出たナイツさんには、よほどかわいがってもらってるんだね。
 

「城みちるじゃねーよ」がウケる場

小宮 ナイツさんの流れで、浅草の東洋館とか演芸ホールの舞台に立たせてもらうこともあるので、いい経験はできています。

清水 私も出たことあるんだけど、演芸場の舞台って靴下でステージに上がるじゃない? 靴下姿で人前に出るって、なんとなく落ち着かないのよね。靴を履かないと洋服って決まらないって、はじめてわかった。でも、客層が違うところに出ると勉強になる?

相田 漫才のみで、「僕小宮と、相方の城みちるです」「城みちるじゃねーよ」っていうくだりがあるんですけど、普通のライブではぜんぜんウケない。

小宮 若い方には、「城みちる? 誰それ?」ってなっちゃうから。

相田 ところが、東洋館では爆発的にウケるんですよ。舞台が終わったあと、城みちるのつもりで出待ちしてるおばちゃんとかいて、僕は城みちるさんとして扱われます。(笑)

清水 ラジオも無事昇格したし、目下、目指してることってある?

小宮 僕ら、フィールドホッケーをやってたじゃないですか。東京オリンピックのホッケー関連で、何か現場の仕事ができればいいな、と思っていて。

清水 へぇ。チャンスあるんじゃない? この世界にフィールドホッケー経験者少なそうだし。

相田 ロッチの中岡(創一)さんが経験者で、けっこううまいんですよ。オリンピックといえば僕、陸上男子4×400メートルリレーの決勝のチケットが当たって。いい席なので表彰式も見られます。

清水 えー! 羨ましい。やっぱり運がいい。

小宮 でも、一切ニュースになってないのが、相田らしいですよね(笑)。しかもお母さんと行くらしいですよ。

相田 うちの母、東京オリンピックを生で見るの、2度目らしくて。

清水 すごい親孝行。ホッケーの仕事で呼んでもらうためにも、もっと頑張ってアピールしないとね。今日は最後まで「もってる」話だった。けど、運も芸のうちだし、強運芸として頑張ってね。(笑)