お金のない一人暮らしを支え続けた母がくれたカラーボックス

15歳で上京し、国立にあった事務所の寮に入った私。

備えつけの家具があり何も持っていかなくてもよかったのですが、唯一寮の近所で母親に買ってもらったのがカラーボックスです。本を並べたりちょっとしたものを保管したりと活躍していました。

リビングでもキッチンでも、ミニボックスティッシュは大活躍しています(2021年1月撮影。写真:本社写真部)

そのカラーボックスは、寮を出て初めて一人暮らしをしたアパートにも、もちろん持っていきました。

家電以外、家具らしいものが何もない部屋で、カラーボックスをときには本棚、ときにはテーブルとして使っていました。カラーボックスはいろんな使い方ができて本当に重宝するんですよ。

ただ一人暮らしを始めたのは19歳の頃で、私なりにもおしゃれな部屋に憧れがあって……。おしゃれな部屋にするために試行錯誤していました。

ちなみにカラーボックスは横置きにし、高さのない部屋を演出。また押し入れは扉を外してすだれのようなロールを取りつけ、今っぽさを出していました。