松本さん「ボックスティッシュは買ったら必ず半分にカット」(2021年1月撮影。写真:本社写真部)
光熱費や物価が上昇するなか、収入は変わらず生活は苦しくなる一方。そのようななかで、さまざまな節約術を実践している方も多いのではないでしょうか。節約というとマイナスなイメージもあるなか、楽しく節約を行うのは、タレントの松本明子さん。普段から捨てるはずのモノを工夫一つで「役に立つモノ」へと生まれ変わらせています。松本さんいわく「ボックスティッシュは買ったら必ず半分にカット」するそうで――。

ボックスティッシュは買ったら必ず半分にカット

子どもの頃から当たり前のように教えてられていたのが、“紙を大事にする”ということ。

これは紙産業が多い四国・香川県という県民性が関係するのか、松本家では当たり前のように常に言われていることでした。我が家では、ティッシュペーパーは2枚重ねで使うことはまずなく、1枚ずつ剥がして使うのが基本でした。

鼻をかむときは、半分に折ってチーンとして、また半分に折りたたんでチーン……を繰り返していくのが松本家流。これを当たり前のようにしていたので、東京に出てきて周りの人が2枚重ねのティッシュを普通に使っているのを見て「まだ使っていない部分があるのに捨てるなんてもったい」と驚きました。

あとボックスティッシュを購入したら必ずすることがあります。それは、ハーフサイズにすること。まず箱の中からティッシュを束のまま取り出し真ん中からカット。同様にティッシュボックスも中央から2分割します。カットしたティッシュの半量を一方の箱の中に戻し、もう一方の箱を差し込み合体。

そうすると、正方形に近い形をしたハーフサイズのボックスティッシュになるんです。これがすごく便利。たとえばちょっと口を拭くときなんてポケットティッシュサイズで十分というか。メイクをちょっと直すときも同様です。きっとムダなく使えるサイズがこれのはず。

そして1箱買ったのに半分に分けているから2箱に。一気に倍になるので、ものすごくお得感があります。サイズも小さいのでどこに置いていてもジャマにならないのも魅力的。リビングでもキッチンでも、ミニボックスティッシュは大活躍しています。

ただ、毎回切るのが面倒なのがマイナスポイント。この手間だけはどうにかならいかなと思うんですよね。このサイズのボックスティッシュが一般化されることを願っています。