踵で足踏みしてみよう

ではその場にて踵だけで数歩、足踏みしてみてください。

続けるうちに膝裏がまっすぐになり、太ももの裏(ハムストリングス)やふくらはぎが伸びることに気づかされるのではないでしょうか。

そのまま、踵での足踏みを20歩くらいしてみましょう。なお、脚の裏側が固まっている場合は足踏みですらしんどく感じるかもしれません。その際には、決して無理はしないよう気を付けてください。

これを繰り返すと、お尻を使う感覚や猫背の解消、さらに頭がまっすぐ天井に向かう感覚が生まれてくるはず。

このように踵の足踏みを繰り返して、ゆるみがちな膝、そして前のめりになりやすい身体のラインをまっすぐにしたうえで歩きます(写真1)。

その姿勢で足を進めることができると、自然に、そして美しく自然な歩き方へ変わっていきます(写真2)。

写真2

ちなみに足踏みをしても脚の裏側に負担を感じなかったり、身体がまっすぐになった感覚がまったく無い場合は、すでに美しい歩き方ができていると思われます。