来年で110周年。受け継がれる伝統

黒燕尾の前すその持ち方にもこだわりがあります。
基本的な持ち方は、手首を上に折って、人差し指と親指で持ち、
後は軽く添えるというのが基本パターンです。 

個人でオリジナルの持ち方をするのではなく、場面に合わせて持ち方を変え、揃えます。
黒燕尾をいかに綺麗にカッコよく持つか、手の角度にも意識を向けます。 

黒燕尾の群舞は揃ってなんぼです。
その中で個性を出していく究極の場面です。 

学年を重ねてからは、力みすぎないことを覚えました。
シャカリキにカッコつけて頑張り過ぎなくなった頃、
自然体で黒燕尾で立てるようになっていました。 

男役として自分を磨き続けた最終到達点が黒燕尾でした。 

客席から観ていても、男役の黒燕尾の群舞には血が騒ぎます。
私が組長だった頃にいた組子達も、黒燕尾がすっかり板についてきました。
そんな若い頃からの変化に寄り添いながら見続けることも、宝塚の観劇の醍醐味の一つです。 

真っ直ぐに真摯に向き合うその情熱と若さが、少しだけうらやましかったりもします。

こうして伝統は脈々と受け継がれ、宝塚歌劇団は来年110周年を迎えます。


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●NHK文化センター講座  9月30日 (土) 町田教室 

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