症状とうまく付き合うポイントは…

うつ世界住人の声

●布団から出られない。自分の身体にだけ重力が異様にかかっているように感じた。

●布団に縛り付けられたように身体が重く、これは身体の病気に違いないと、最初は内科を受診した。

●次にする所作(腕を持ち上げる・身体を起こすなど)を何度もイメージしなければ動けなかった。

みんなが実践する【全身倦怠感】との付き合い方

◎ とにかく寝る。家族にはそっとしておいてもらえるとすごく助かった。

◎ トイレに行けただけでもえらい!と思うことにしていた。

◎ 頑張ってお風呂に入って丁寧に身体を洗ったら、こころまで軽くなった。

 

※本稿は、『マンガでわかる!うつの人が見ている世界』(文響社)の一部を再編集したものです。


マンガでわかる!うつの人が見ている世界(監修:大野裕[認知行動療法研修開発センター理事長]、NPO法人地域精神保健福祉機構[コンボ] 漫画:工藤ぶち/文響社)

「うつの人の思いを十分すぎるくらいに代弁してくれている。当事者と周囲の人にとって大きな救いになると感じた」「自分にとっては、全編にわたってあるあるネタだった」
うつを経験した当事者の方々から、95%の共感を頂きました。

「うつの人が見ている世界」は、「わかりたいのにわかれない」「わかってほしいのに伝えられない」という、ご本人と周りの人の心のもやもやを軽減するために、うつを経験していない人でも、その感覚を想像できるような本を目指しました。