何をするにも時間がかかってしまう
「全身に重りがついているような感覚」「トイレや入浴すら強い意志が必要」など、症状に関して最も多くの当事者の方の声が集まったのが、全身倦怠感についてでした。
根が張ったように動けなくなる倦怠感は、単なる「だるさ」を超えた、「症状としての倦怠感」です。漫画では、トイレに行くのに一念発起し、やっとの思いでたどり着く妻が登場します。
うつ症状下ではテキパキと動けず、何をするにも時間がかかってしまうことが増えます。
一緒にいて、もどかしく感じてしまうこともあるかもしれませんが、当事者は常に「見えない重り」を背負っていると捉えると、その感覚がイメージしやすいかもしれません。