視野60度から外れるとけんかになりやすい

こうしてレイアウトや家具の向きが変わっただけで、会話の質、盛り上がり方、相手の印象が変わり、2人の関係も変わっていってしまいます。

お互いの位置が視野60度から外れてしまうと、自然な会話が起きにくく、けんかになりやすいのです。

もともと愛情はあるにもかかわらず、たまたまキッチンが背を向ける配置だった、ソファが背を向ける配置だっただけで、「話をちゃんと聞いてくれない」といったストレスや不満が少しずつ、365日、たまっていきます。

※本稿は、『ちょっと変えれば人生が変わる!部屋づくりの法則』(青春出版社)の一部を再編集したものです。

【関連記事】
紫苑72歳・年金月5万円生活 65歳で購入した築40年の一軒家の価格とは?「家賃からの解放」という安堵を得て感じていること
家事に猛烈な面倒くささを感じているあなた。もしやとりかかる前に「片づけ」しないといけない状況になっていませんか?今こそ片づけの「効果」を再確認!
年金月5万円72歳の紫苑 10坪で築50年以上、窓から見えるのは隣の家の壁…。猛暑の今、そんな狭くて古い家を「買ってよかった」と思えるワケ

ちょっと変えれば人生が変わる!部屋づくりの法則』(著:高原美由紀/青春出版社)

ソファの向きを変えただけで、家族の会話が増えて、家族関係がよくなった! 子ども部屋のレイアウトを変えただけで、自然に子どもが自分から片づけをし勉強するようになった!机まわりを変えただけで、集中力がアップし仕事がうまくいくようになった! …心理学×脳科学で一級建築士が見つけた住まい空間の「しかけ」で人生が好転する!

そこで過ごしているだけで幸せになる“部屋づくりの心理学”