青木さやか「初めて恋愛について書いたら、娘から〈それ、誰が読むの？〉と言われ…大失恋からマッチングアプリまで、50歳の本音」

マッチングアプリも利用して

一時期は、恋愛の痛手を忘れるため、出会いを求めてマッチングアプリも利用していたという青木さん。「とにかく年収1000万円以上の人に『いいね』していた」と笑わせた。

現在の恋愛事情については、「踏み出そうという思いはありますけど、自分のなかでは〈恋愛〉の優先順位が下がってきた。今は、子どもの生活費とか学費が優先。お金を稼ぐとか健康とかが優先ですかね。生活とか将来のお金とかを考えて、だいぶ大人になって来たと思います」と笑った。

「過去を考えても未来を考えても心配になるけど、今を大事に生きること、今に集中することが大切」とタイトルに込められた思いも語った。

満員の客席を前にトークする青木さん

すべての写真を見る

「娘や仲の良い友人が何かに躓いたりしたとき、本を読んでヒントになってくれたら、と思います。私のことと言うよりは、すごい人たちがいろんなアドバイスをくれているので、それを読んでほしい。青木さやかという人間がテレビで有名にしてもらって、人生を見せられる立場にある。いろんなことがあっても、過去を反省し、切り替えて前を向いている姿を見てもらいたい」と話す。

一方で、今回は恋愛の要素も多く盛り込まれている本書について、お嬢さんは読んだのか？という問いには「娘に、〈今度恋愛に関する本を書くんだよね〉と言ったら〈誰がそれ読むの？〉と言われました」と苦笑した。

「どこ見てんのよ！　でななくこの本は見てもらいたいです！」と締めくくった。

ファンにサイン本を手渡し

青木さんの連載「50歳、おんな、今日のところは「●●」として」一覧