写真提供◎青木さん 以下すべて
青木さやかさんの連載「50歳、おんな、今日のところは『……』として」――。青木さんが、50歳の今だからこそ綴れるエッセイは、母との関係についてふれた「大嫌いだった母が遺した、手紙の中身」、初めてがんに罹患していたことを明かしたエッセイ「突然のがん告知。1人で受け止めた私が、入院前に片づけた6つのこと」が話題になりました。
今回は「足腰が痛む人として」です。

前回「50歳の晩夏、体のあちこちが痛み始めた。むくんだ足は上がりづらく、何もないところでつまづきそうになる」はこちら

どんどん動くのが億劫に

ここのところ、腰が痛い、足が重い、足が上がらない、足裏も痛む、立ち上がるのに時間がかかる…諸々下肢に問題を抱えている。

どんどん動くのが億劫になり、ヨガに行こうと思うが、まぁいっか、ダラダラと過ごそうという怠ける今日この頃。

ワンルームに、リビングキッチンベッドまである我が家は、10歩歩けば、トイレにも玄関にも着くのだ。なんと便利で使い勝手が良い! 段差がないから年寄りになっても掃除も手軽と素晴らしいマンションを購入したもんだ!と自慢の家なのだが。

「便利になってることで、家にいると全く動かない人が増えた。それが足腰が弱る原因でもありますから」 と、テレビ東京『なないろ日和!』のロケでお会いした足腰の専門家のは言う。その教授は続けた。