自分がどういう幕引きをしたいか

子どもがいる場合は、ちょっと複雑かもしれませんね。自分は看取りたくないのに、子どもが「お父さんがかわいそうだから看取ってあげて」などと言ってくるケースです。この場合は自分や相手のためではなく、子どものためと思って看取ってあげてもいいのではないでしょうか。「損して得取れ」「情けは人のためならず」という言葉があるように、「この徳はいつか返ってくる」と、自分に言い聞かせてみてください。

看取る場合の注意点をふたつ申し上げます。ひとつは、元夫の世話は「余命宣告」を受けた後の比較的短い期間であって、長い期間の介護ではないこと。単に年老いたから介護をしてほしいというのは、いくらなんでもムシが良すぎます。「もう妻ではないので承諾できません」と断って当然です。

ふたつ目は、元妻という立場では病室の出入りが制限される可能性があることを覚えておきましょう。元夫が意識をなくした際に、家族でない人が治療の決断をするのは難しいことも。また、コロナ下での看取りで家族すら立ち会えないケースがあったように、必ずしも自分や元夫が望むような最期になるとは限らないということも覚悟しておきましょう。

最期を看取る、看取らない、どちらも間違いではなく、元夫に対する人生最後のけじめとして、自分がどういう幕引きをしたいか。その正直な決断が幸せぐせです。

前回「江原啓之「息子夫婦が離婚、孫に会えなくなった。連絡したいとしても、孫の気持ちを第一に考えて。コツコツと孫貯金を」はこちら


お祓い箱 浄』 2022年11月30日発売 

「お祓い」習慣で新しい一年を心丈夫に!

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大好評の「お祓い箱」には自身を護り、
安心して暮らすための必需品が詰まっています。

今回の特典は、江原啓之プロデュースの特製しきみ線香。
天然のしきみを原料にした香り高い一品で、
その香りとともに穢れを祓い、周囲を浄め、除霊効果も。
『お祓い箱 浄』ならではの貴重なお祓いアイテムです。

お祓い塩は、戸田(静岡県沼津市)の美しい海水を利用した特級品。
浄化のエナジーに満ち、様々なシチュエーションで使用できます。

ベーシックアイテムとして厳選された品々は、
「お祓い」習慣に欠かせないもの。
最強の安心を引き寄せるベストセレクションです。
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(使用方法は、冊子にて詳しく紹介しています)

あなたも気軽にできる「お祓い」習慣で、
新しい一年を心丈夫に過ごしましょう。