ご飯
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2024年9月現在、首都圏ではスーパーにも、ドラッグストアにも、コンビニにもお米がありません。パンもパスタも蕎麦もある。食べ物に困るわけではないのに、米がないとこんなに不安になるのか。私たち日本人は、やはり「お米の国の人」なのだと思い知らされたような気がします。
日本の美味しいお米を食べられる幸せを噛み締めている今日この頃。お米を美味しくいただくための裏技を紹介しましょう。

真っ白な米粒がたくさん混じっていたら……

米粒は半透明ですが、よく見ると真っ白な米粒もありますよね。実はこれは未成熟な米粒で、「乳白米」や「粉状質米」と呼ばれています。米粒が膨らむ時期に、気温が高くなりすぎたり、日照量が減ったりすると、できやすくなると言われています。

乳白米は普通のお米と同様に食べられますが、普通の米粒より柔らかく、炊くと粘りやすいため、少し安めの価格で売られています。

でも、このご時世お米は貴重! どんなお米も美味しくいただきたいですよね。もし、買ってきたお米に乳白米が多く混じっていたら、いつもより優しく米を研ぎ、1割程度水分量を少なくして炊いてみてください。そうすれば、炊き上がりがべちゃっとなるのを防げます。