【京都・洋食屋なかご】1週間かけて仕込むデミグラスソースは、後味すっきりでマッシュポテトと相性抜群。大人の洋食セット、ランチは2200円

昼のハンバーグセット2200円。ハンバーグは国産牛と鹿児島県「ふくどめ小牧場」の幸福豚の挽き肉150ｇを使用。メインはほかにミンチカツ、ポークジンジャー、カツレツのセットから選べ、10種類ほどの季節野菜のスープ、キャベツマリネとポテトサラダ、ご飯が付く

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後味のいいソースで味わう大人の洋食セット

昼は一人でも利用しやすいセットメニュー、夜はアラカルトとお酒をしっかり楽しませてくれる「洋食屋なかご」。繁華街の四条河原町からほど近い路地奥に佇む町家に、カウンター席とテーブル席を設け、店主でシェフの松本奈火吾（なかご）さんとスタッフが阿吽の呼吸で切り盛りしている。

「洋食屋なかご」店内写真

洋食と聞くと、濃厚で脂っぽいのではと思うが、フレンチレストランやビストロで修業した経験を生かした巧みなソース使いや、絶妙な肉の火入れが光る。

「僕自身、脂っこいのが苦手なので、脂身が美味しい肉を選んでいて、デミグラスソースも見た目は重そうですが、後味のいいすっきりとしたソースにしています」

夜のアラカルトから。自家製レモンソースで味わう黒毛和牛のランプステーキ4500円。野菜は滋賀県と京都・伏見で400種類の無農薬野菜を育てる「ヤマダファーム」のカリフラワー、ビーツ、なす、伏見とうがらしなど。夜の料理は数人でシェアできるボリューム

一番人気のハンバーグは、国産牛のもも肉と、バラ、スネ、ネックの豚肉3種類を店で粗挽きに。1週間かけて仕込むデミグラスソースは赤ワインやビネガー、玉ねぎが深いコクや芳醇な香りを生み、バター風味のマッシュポテトとの相性は抜群だ。さらにランチセットには無農薬野菜で作るスープやサラダも付き、栄養のバランスは満点。ペロリといただけてしまう。