運動会や家事の最中、朝の散歩で――その激痛は、思わぬ時に襲ってきた。『婦人公論』で人気の読者手記を、さえじまゆうさんが漫画化!小澤智子さん(仮名・兵庫県・主婦・64歳)は、思わぬ時に激痛に襲われました。

一睡もできず朝に

私は3度の骨折を経験している。最初は小学2年生の時、町内の運動会でのこと。徒競走に出た私はカーブで追い越しをしようと無理な加速をし、前のめりに転んであえなく最下位に。

両親はまさか骨折とは思わなかったようで、「ごはんを食べて寝たら大丈夫」と、呑気に帰宅した。

しかし私は食欲もなく、熱と痛みにうなされて一睡もできずに朝を迎えることに。慌てた母が朝一番で整形外科に連れて行ってくれた。