古川雄大が百貨店バイヤーの結稀宏人として全国を巡り、食材を探すプレミアムドラマ「コトコト~おいしい心と出会う旅~」。8月24日日曜午後10時からNHK BSで放送される「茨城編」に、「行方かんしょ」を作る農家・高橋由紀恵役でタレントの磯山さやかさんが出演する。茨城出身で、2006年から「いばらき大使」を務めるほど地元愛が強い磯山さん。10代でデビューし、グラビアで人気に。柔らかな雰囲気とぽっちゃり体形が愛され、ファッション誌のモデルを務めたことも。バラエティー番組でも活躍する一方で、プロ野球好きとして知られ野球関連の仕事も多い。多方面で活躍する磯山さんに、芝居への向き合い方や芸能生活25周年の思いを伺った。(取材・文:婦人公論jp編集部)
<最近ではドラマ出演でも注目され、2024年は月9ドラマ『嘘解きレトリック』(フジテレビ系)で小料理屋の女将役を好演。2025年は、『夫よ、死んでくれないか』(テレビ東京系)で安達祐実、相武紗季とトリプル主演を務め、モラハラ夫に復讐する妻役が話題になった>
お芝居のお仕事は、昔からちょこちょこやらせていただいていたんですよね。『水戸黄門』(TBS系)に出演させていただいたこともありました。
ただ、自分の中でお芝居がとても苦手で。「お芝居メインでは難しいのではないか」という不安があったので、なかなかお話をいただいても、チャレンジしてきませんでした。
でも、30代後半になり、芸能生活20周年迎えたときに、「チャレンジできることがあるなら、それはすごい光栄なこと」だという意識になりました。そのタイミングで、お芝居のお仕事をまたいただくようになって。「頑張ってみようかな」という意識に変わりました。