当社主催の令和7年(第20回)「中央公論文芸賞」の選考会が8月26日に行われ、浅田次郎、鹿島茂、林真理子、村山由佳の選考委員4氏による審査の結果、佐藤正午さんの『熟柿』(KADOKAWA)が受賞作に決定しました。

受賞作の選評は、10月15日発売の『婦人公論』11月号に掲載される予定です。贈賞式は、10月21日に都内で開催します。

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