川越宗一さん(左)と佐藤賢一さん(右)と、谷崎潤一郎賞を受賞した津村記久子さん(中央)(撮影◎本社 中島正晶)
第18回「中央公論文芸賞」受賞作品は、浅田次郎、鹿島茂、林真理子、村山由佳(五十音順)の四氏による厳正な選考の結果、川越宗一さんの『パシヨン』(PHP研究所)と、佐藤賢一さんの『チャンバラ』(中央公論新社)に決定しました。10月19日、都内で行われた贈呈式の様子と、『婦人公論』11月号に掲載された受賞のことば・選評を掲載します。
第18回「中央公論文芸賞」受賞作
『パシヨン』(PHP研究所)川越宗一
『チャンバラ』(中央公論新社)佐藤賢一


正賞── 賞状
副賞── 100万円、ミキモトオリジナルジュエリー

 

2022年10月19日(木)東京・有楽町の東京會舘にて、第59回谷崎潤一郎賞と第18回中央公論文芸賞(中央公論新社主催)の贈呈式が行われました。

谷崎潤一郎賞は、津村記久子さんの『水車小屋のネネ』(毎日新聞出版)、中央公論文芸賞は川越宗一さんの『パシヨン』(PHP研究所)と佐藤賢一さんの『チャンバラ』(中央公論新社)が受賞。

選考委員を代表して、谷崎賞は川上弘美さん、中央公論文芸賞は『パシヨン』について村山由佳さん、『チャンバラ』について林真理子さんがそれぞれ講評を述べました。

中央公論文芸賞の受賞の言葉と各選考委員の選評を紹介します。
(谷崎潤一郎賞の受賞の言葉・選評は、中央公論.jpにて掲載しています)

 

受賞の喜びを語る川越宗一さん(左)と佐藤賢一さん(右)(撮影◎本社 中島正晶)