「ビールっ腹」や「浮き輪肉」など、なかなか落ちないお腹の肉に悩んでいる人は多いのではないでしょうか。日本体育大学の岡田隆教授は、「人体を太らせる力を持つ『三大栄養素(脂質・炭水化物・たんぱく質)』を自在に操り、たくさん食べても太らない体を作っていく」ことが「科学的に正しいダイエット」だと語ります。今回は、岡田教授の著書『日体大教授が教える 「脂肪燃焼」食 運動0でお腹が凹む!』から一部を抜粋してお届けします。
日々、少しの努力で体脂肪をカット
食べすぎた時はどうすればいいか? 食べすぎてすぐ太るわけではなく、48時間以内に調整すれば大丈夫。
この「火消し」はなるべく早くやるのがポイント。夜、会食や飲み会で食べ過ぎたら、その日は歩いて帰る、湯船にしっかり浸かる、良く寝る、がまずできる事です。
翌日の朝食と昼食が、リセットのしどころ。低脂肪、高食物繊維の食事を心がけ、普通の除脂肪食からもう一つレベルアップした食事を実践してほしいと思います。ドレッシングはノンオイルにする、肉をプロテインに変える、野菜の量を2~3割増やす。こうすることで、前日の食事による体脂肪の蓄積を、即座にリセットできます。
言うまでもなくよく動くことも大切です。普段のエレベーターを階段にするでも良いでしょう。
体脂肪を燃やすためのスイッチとして、白湯や温かいお茶などを飲むなどして体を温めるのもいいでしょう。