(イラスト:銀杏早苗)
「飲酒と生活習慣に関する調査」(令和6年:独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター)によると、アルコール依存症が疑われる人の割合は全体の0.6%で、全国で約64.4万人と推測されています。アルコール以外にも「やめたいのにやめられない」さまざまなものへの依存症。こんなに食べたら体に悪いのはわかっている!それでも、やめない理由を探してしまう。佐藤佑子さん(仮名・福島県・主婦・70歳)は、ある時から「ハッカ糖」を食べるのがやめられなくなって――。
一袋なら100円程度。でも毎日食べれば出費もかさみ
ある時から、私は「ハッカ糖」をやめられなくなりました。デパートやドラッグストアのキャンディ売り場や、温泉旅館のお土産コーナーなどで見かける、昔ながらの砂糖菓子。素朴な甘さのなかに、ハッカのスースーとする爽やかな風味があります。
色味は白いものが多いですが、緑やピンクなど、色カラフルなものも。だいたい1袋100gほどで、値段も100円程度です。
ただし、私の場合はいったん開けると止まらなくなり、あっという間に袋がからっぽになります。
1袋あたり400キロカロリー近く、お茶碗2杯分のご飯とだいたい同じぐらい。1日1袋で済まないことも多いので、ダイエットの敵になるのは明らかです。食べるときはつねにカロリーのことが頭の片隅にあるのですが、どうにもやめられません。
いつの間にここまでハマってしまったのか。日記帳をさかのぼると、初めて購入したのは2年ほど前だったことが判明。このころは、気まぐれに口にしてみただけで、こんなに長期に及んで食べ続けるとは思ってもみませんでした。