日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物“蔦重”こと蔦屋重三郎の生涯を描く大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK総合、日曜午後8時ほか)。ドラマが展開していく中、江戸時代の暮らしや社会について、あらためて関心が集まっています。一方、歴史研究者で東大史料編纂所教授・本郷和人先生がドラマをもとに深く解説するのが本連載。今回は「評定」について。この連載を読めばドラマがさらに楽しくなること間違いなし!
「身上半減」との評定を受けて
第39回で同心たちによって牢屋敷に連行された蔦重。
その後、老中・松平定信を前にして「白河の清きに魚住みかねて元の濁りの田沼恋しき」との狂歌で政治批判をしたことから折檻を受けることになりました。
最後には妻・ていの尽力もあり「身上半減」という処分でなんとか落ち着いたわけですが、耕書堂はこの先どうなるのでしょうか…。
ということで、今回は評定について考えてみたいと思います。






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