(写真提供:Photo AC)
国士舘大学大学院客員教授・八幡和郎先生は、「近代日本において、全国のどこで生まれても地元の各都道府県に名門高校があり、良質な高校教育を受けることができることは国力の源泉となってきた」と語っています。当連載では、そんな八幡先生の著書『日本の名門高校 - あの伝統校から注目の新勢力まで』から一部を抜粋し、全国の名門高校をご紹介していきます。今回取り上げるのは「栄光学園高校」です。

栄光学園高校 私立/男子校/中高一貫/神奈川県鎌倉市玉縄

イエズス会が設立した鎌倉市にある老舗私立高校

横浜市周辺の公立校というと、昨今では横浜翠嵐が急上昇しているが、ほかにも栄光学園、浅野学園(鶴見区)、聖光学院(中区)、桐蔭学園(青葉区)という4つの私立・有力中高一貫制校がある。

その盛衰を東京大学合格者数で追うと、昭和50年(1975)は栄光45名、聖光9名、浅野1名、桐蔭1名。

昭和60年(1985)は栄光62名、桐蔭40名、聖光18名、浅野7名。平成7年(1995)は桐蔭107名、栄光70名、聖光38名、浅野22名。

平成19年(2007)は聖光48名、栄光44名、浅野42名、桐蔭28名。平成30年(2018)は栄光77名、聖光72名、浅野42名、桐蔭9名。

2025年度は聖光95名、栄光55名、浅野51名、桐蔭6名となっている。桐蔭の凋落は、校長と教員組合の対立が原因と見られる。