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早口言葉は、誰でも手軽にできる脳トレとして、近年注目されています。文字を目で追い、早口で読み上げることで、脳の老化防止に。口周りの筋力を鍛え、滑舌も良くなるトレーニングを、元アナウンサーの赤間裕子さんに教えてもらいました(構成:古川美穂)

声を出すだけで健康を維持

年々むせやすくなったり、食べ物を飲み込みにくくなったりして悩んでいる方は多いのではないでしょうか。実は、口腔機能の低下は誤嚥性肺炎など身体的な衰えのリスクだけでなく、メンタルや脳の機能にも大きな影響を与えます。

滑舌が悪くなる、ほかにも言葉がスムーズに出なくて聞き返される経験が増えると、話すこと自体が億劫に。しゃべる機会が減るとさらに言葉が出にくくなる悪循環が起こり、認知症の危険性が高まってしまいます。

そこでお勧めしたいのが、声を出すトレーニングです。私は20年近く前から、シニア向けの「健康ボイトレ音読塾」を主宰しています。

講座の前半は五十音を使った発声練習や、早口言葉でウォーミングアップ。後半は絵本や新聞記事を読んでもらったり、時には漫才をしたり。