33歳まで舞台俳優を生業とし、デジタル業界に転身。一方でモンブランが好き過ぎて、「日本モンブラン協会」を立ち上げてしまった大坪直哉さん。甘いものをこよなく愛しながら、国際公認ヘルスコーチとして自身も体を鍛え、筋肉とも向き合っています。大坪さんが探求しているモンブランの奥深さについて綴ります
ロミジュリは、どうやってもロミジュリ
初めまして。モンブランが好きすぎて、日本モンブラン協会を立ち上げてしまった会長の大坪です。婦人公論.jpさんにて「モンブラン偏愛日記」を連載することになりました。
私は33歳まで舞台俳優を生業としていました。30歳まで日本の扉座という劇団に所属し、その後ロンドンに渡り、33歳まで演劇活動をしていました。
そういうこともあり、シェークスピアの作品、特に「ロミオとジュリエット」(以下ロミジュリ)は自分でも稽古で演じ、また日英問わず全く違う演出の多くの作品を観てきました。ロミジュリが面白いのは、現代英語でやっても、古期英語でやっても、はたまた日本語でやっても、演者がイギリス人でも日本人でも絶対にそれがロミジュリだってわかるところです。
ご存知の通り、ロミジュリは二つの対立するファミリーに属する若い男女が対立も厭わず心惹かれ、愛し合い、最終的にはそれぞれ自ら命を絶ってしまう悲恋の物語。
それがどんな演出でも、誰が演じても、どんな言語でも、そのストーリーの普遍さゆえロミジュリはロミジュリだってわかるのです。だからこそ演出家のアイデアやセンスが問われるし試される作品なのでしょう。