天下人・豊臣秀吉…ではなく、その弟・秀長が主人公!これまでになかった視点からダイナミックに描く大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合、日曜午後8時ほか)。兄を支え続けた“もう一人の豊臣”にスポットが当たることで映し出される新たな戦国の世界が話題です。そこで歴史家で作家・評論家の濱田浩一郎さんに、ドラマをもっと楽しむための”ツボ”を解説していただきました。
酒宴で出された「肴」とは…
大河ドラマ「豊臣兄弟!」第18回は「羽柴兄弟!」。
天正元年(1573)、織田信長は宿敵の北近江の浅井長政、越前の朝倉義景をついに滅亡させます。
その翌年(1574)の正月元旦、諸将は信長への挨拶のため、岐阜に赴きました。
酒宴が開かれた後、信長直属の御馬廻衆だけになった席で、これまで見聞きしたことのないような酒の「御肴」が披露されます(信長の家臣・太田牛一が著した信長の一代記『信長公記』)。
