近年、日帰り入浴プランを提供する温泉宿や、源泉が湧く本格的なスーパー銭湯が増えています。日帰り温泉旅を楽しむコツと、気軽に足を運べる名湯の選び方を聞きました
美白や冷え改善など効能はさまざま
私はこれまで4000以上の温泉を巡ってきました。きっかけは、岩手のテレビ局勤務時代に東北の温泉に魅せられたこと。さらに冷え性や肌質の改善など目に見える効果を実感したことで、《質のいい湯》を求めて全国を旅するようになったのです。
一般的に温泉は山奥や交通の便が悪い場所にあるため、電車旅や日帰りでは難しいと思う人も多いのではないでしょうか。実は、主要駅からのアクセスがよく、泉質も優れた温泉地は全国にいくつか存在します。
今回はより充実した時間を過ごせるよう、近場で美味しい食事も楽しめる名湯をご紹介しましょう。
そもそも温泉は、泉質によって効能が異なります。たとえば、保温効果で冷えを改善する「塩化物泉」や、鎮静作用・クレンジング作用がある「炭酸水素塩泉」。メラニン色素の排出を促し美白効果が期待できる「硫黄泉」など。
最近は宿の公式サイトに泉質が記載されているので、ご自身の健康の悩みに合わせて旅先を選ぶのもおすすめです。
私が温泉を選ぶ際の目安にしているのは、「源泉100%かけ流し」や「自家源泉」かどうか。一定の湯量が湧き、鮮度が高く、湯の成分をしっかり感じられます。より効果を得たいなら、小さな浴槽で新鮮な湯を独り占めできる貸し切り風呂を利用するのもいいでしょう。
