涼しげな着物に身を包んだ鈴木保奈美さん。大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』の記者会見で着ていたものだという。
俳優の鈴木保奈美さんが60歳の誕生日を迎えた8月14日、『婦人公論』に連載していたエッセイ『わたし、そんなにとんがってましたかね。獅子座、A型、丙午はめぐる』(中央公論新社刊)と『中途半端な旅人は語る』(小学館)の2冊を同時に出版。東京都内で記念イベントが開催された。(取材・文:婦人公論.jp編集部、撮影:本社・奥西義和)

『わたし、そんなにとんがってましたかね。獅子座、A型、丙午はめぐる』(中央公論新社刊)は、雑誌『婦人公論』に連載したエッセイ89編を収録。保奈美さんの初の書籍『獅子座、A型、丙午』の続編。『中途半端な旅人は語る』(小学館)は、『Precious』に連載中の旅にまつわるエッセイをまとめたもの。

ファンを集めてのトークショーを前に開かれた記者会見で鈴木さんは、スタッフから大きな花束を渡されると「ありがとうございます」と笑顔を見せた。

撮影に応じる鈴木保奈美さん

鈴木さんは「『Precious』と『婦人公論』に連載していたんですが、それぞれの担当編集者から『そろそろ本にしませんか』と言われたのが1年前くらい。『ちょうど誕生日だし、いいんじゃない?お祭りという感じでその日にしちゃいましょう』っていう割と軽いノリで、同時に刊行させていただくことに決定したんです」と2冊同時刊行の背景を明かした。発売日当日にトークショーや記者会見を行うことが決まったため、「イベントとか大々的なことになってしまって、『やっちまったな』と思っています」とユーモアたっぷりに語った。

記者から、この日に還暦を迎えた気持ちを尋ねられると「今朝、目覚めたときに『気持ちの変化があるかな?』って思ったんですが、特にはなくて(笑)」と回答。ただ、少し年上の友人から「60代へようこそ。ここから先は楽しい景色ばかりみられるから毎日面白いよ」とメッセージが届いたという。「そうなんだ、よかった。私も楽しもうと思いました」と明かした。

60代でやりたいことについては、「好きで(本も)書かせていただいているし、好きでお芝居の仕事をしている。これからもいろんな人に会って、いろんなやりたい仕事をして、食べたいものを食べて、もうこの先思い残すことがないようにやり尽くしていこうと思っています」とコメントした。