イラスト◎bonbon

 

開運アドバイザーで「婦人公論」の愛読者でもある“アラフィ婦”さんが綴る、主婦投資家の株日記。お金とは切っても切れない(?)開運術も伝授しますのでお楽しみに!株価に一喜一憂などしない愛犬ちゃろ(柴犬・♀・4歳)も登場しますよ~! 第18回は「メガバンクとソニーの教訓」です。

※この記事は、あくまで個人的見解に基づくものであり、投資や個別企業の株取引を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。

宝塚星組を観に行っている間に

前回『売って利益を取るか、売らずに配当と優待を取るか』で悩んでいた株たち、結論から言うと29日の権利取得日の売買は無し。

というのは、その日に宝塚星組の『ロミオとジュリエット』千秋楽ライブ中継というのがあり、お出かけしちゃったんです。ハムレットばりに悩んでましたが、ロミオとジュリエットのほうに行ってしまったということですね。ちなみにライブ中継とは、兵庫県の宝塚大劇場で行われる公演を全国各地の映画館で上映してくれるのです。

コロナ禍で他県まで行けなくても、プラチナチケットが取れなくても、観たい公演を映画館の大スクリーンで楽しめるのです。素晴らしい。

そんなわけで帰ってから証券会社のサイトにログインしたところ、売却予定メガバンク3社の株価の動きは以下の通りでした。

●三井住友フィナンシャルグループ(FG)  
前日終値 4,215円    3/29 始値 4,239円 高値  4,248円 (09:00)  終値 4,170円

●三菱UFJ FG   
前日終値 630.1円    3/29 始値 638.2円  高値  639.3円 (09:00)  終値 618.5円

●みずほ FG   
前日終値 1,674.5円  3/29 始値 1,690円  高値 1,696.5円 (09:00)  終値 1,671円

なんと、3つとも開始直後に高値を付けた後、前日の終値よりも下がって終了しています。私の想像では、権利取得日の29日は株価が上がって翌日の権利落ち日に下がるものと思っていましたが、世間の動きは1日早かったようです。