イラスト:本田佳世
ウォーキング習慣で健康&長寿効果が期待できます。しかし、やり方によっては調子を悪くすることも。生涯を通した健康づくりの研究を行う東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利(柳は正しくは異体字)さんとともに、ウォーキングの間違った常識を見直します。

「1日1万歩」「毎朝の散歩」では、効果ナシ!?

いつでも誰でも気軽に始められるウォーキング。わざわざトレーニングウェアに着替えなくても、買い物の行き帰りや仕事の合間などにできるとあって、生活の一部になっている人もいることでしょう。

そもそも、私たちは何のためにウォーキングをするのでしょうか?「健康の維持や増進のため」という人が多いのではないかと思います。何もしなければ右肩下がりになっていく体力を維持するのも目的の一つでしょう。

しかし、あなたが健康にいいと信じて続けているウォーキングが、かえって健康を害することもあるかもしれないのです。

私は長年、生涯を通した健康づくりの研究に携わっています。その結果、誤った認識のままウォーキングを行っていると、かえって不健康になってしまう場合もあるとわかってきました。

まずは多くの人がいいと思いこんでいる常識を見直していきましょう。

 

 

これらはどれも間違いです。それはなぜ? 解説は次ページ!