理想どおり完璧に終活を進めようとすると、心身ともに疲弊するばかりか、家族とのトラブルを招くことも……。みんなをハッピーな結末に導くために、何をどれくらい決めておけばよいのでしょうか。2回目は「介護・医療」について。最期の迎え方については希望を叶えられる時代になりました。いざというとき、どのようなケアを受けたいか考えることからはじめましょう(構成=島田ゆかり イラスト=くぼあやこ)
次の終活行動のうち、
あなたが正しいと思うものはどれですか?
Q1 遠方に住んでいる子どもたちに、介護は頼めない。体が動かなくなったら、施設に入るしかないだろう
A △
それがあなたの希望ならいいですが、最後まで自宅で過ごすことも可能です
Q2 治る見込みがないなら、延命治療は不要。そう心に決めている
A △
自分で決めているだけでは不十分です。意識がなくなったとき、どうするのですか?
Q3 最後まで住み慣れた自宅で過ごしたいけれど、おひとり様だからムリ、とあきらめた
A ×
おひとり様でも自宅で最期を迎える方法はあります