宝泉堂 都の月
ふっくらとした小豆を
寒天でまあるく閉じ込めて。
小豆処の菓子をお伴に
秋のひとときを
もともと小豆菓子専門の製造卸だった宝泉堂。その菓子を召し上がった江戸小紋作家で人間国宝の故・小宮康孝氏が、「こんな美味しい菓子を作るなら、ぜひ自分で店を出すべき」と助言したのを機に、二十年前に小売を開始しました。小豆の力を生かす宝泉堂の菓子の見た目はシンプル。そこに味で勝負する自信を感じさせます。都の月はいちばん古い定番菓子で、北海道産の小豆をふっくらと炊き、寒天で丸く固めています。パッケージには、綴(つづ)れ織(お)り作家で人間国宝の故・細見華岳氏の絵。ご主人の義父というご縁で、さりげない上品なデザインです。
満月形の寒天を手で割ると、粒の揃った小豆がびっしりとお目見え。その瑞々しさはまるで生菓子をいただいているようです。都の月という名も、今の時季にはことさら嬉しく感じられます。二週間ほど日持ちがしますので、旅のお土産にも最適です。
宝泉堂
京都市左京区下鴨膳部町21
☎075・781・1051
営業時間:10時〜17時 日曜・祝日休
都の月1枚120円、12枚入1640円(税別)
取り寄せ可
販売期間:通年
そのほかの京都市内での取扱店:なし
☎075・781・1051
営業時間:10時〜17時 日曜・祝日休
都の月1枚120円、12枚入1640円(税別)
取り寄せ可
販売期間:通年
そのほかの京都市内での取扱店:なし