いよいよ衣替え「本番」! 来年広げたときにショックを受けないためにすべき<収納法>とは(写真提供:Photo AC)
着なくなった服が押し込まれたクローゼット、本がぎっしり詰まった本棚、使わないお皿だらけの食器棚……。モノで溢れた家にうんざり、という読者も多いのでは。一方、これまでに6000人以上の受講生へアドバイスをしてきた人気整理収納アドバイザー・阿部静子さんは「何があるかわからない時代だからこそ、人生の折り返し地点を過ぎたら片づけたもの勝ち」と断言します。その阿部さんが50代以上に向けて、お手軽片づけ術を伝授。今回は「夏から秋への衣替え・本番編」です。

ようやく涼しくなり

とにかく暑さが厳しかった今年の夏。

統計を始めた1898年からの125年間で平均気温が最も高かった、というニュースまで流れていました。

それが10月に入り、日中の暑さはあっても、ようやく朝晩などは過ごしやすくなってきました。そうした気候の変化を前にして「そろそろ衣替えをしなくては」と考える方もいらっしゃるのでは。

この連載では、前回と今回の2回に分けて「衣替え」について考えてみました。

前回は、衣替えの直前にしておきたいこととして、たくさん着て傷んだ服や、逆に今シーズン出番がなかった服を手放すかどうか、ぜひこのタイミングで検討してほしい、とお伝えしました。

今回は、次なるステップとして「本番」編を紹介いたします。