まずは状態の確認を

続いて具体的な衣替えの手順について。

前回お伝えしたが、まずは服を減らす・処分することが大前提。とにかく数量を少なくしておくことが衣替えでは重要です。そのうえで、今年の夏に着たうえでとっておく、残しておく服に関して考えてみます。

一度着た服は、必ず洗濯をしてあるのを確認してからしまうようにしましょう。ぱっと見で分からなくとも、いつの間にか食べこぼしが付いているかもしれませんし、汗などが残っているかもしれません。

皆さんの中で、白いTシャツの襟などがいつの間にか黄ばんでいた、といった経験がある方も多いのでは。その多くは、汗が服の繊維に残っていたことが原因だそうですが、洗濯やクリ―ニングをしたうえで収納するのは服を守る意味で重要です。この夏は汗をたくさんかいたことでしょうし、特に気を付けたいところ。

もしクリーニングに出したなら、戻ってきたときに服にかかっているビニールカバーは必ず外してください。付けたまま保管すると湿気がこもり、服が傷む原因になります。ビニールカバーはあくまでクリーニング後から、家まで持ち帰るまでに汚れないためのものですのでご注意を。