防虫剤の使い方

最後は防虫剤。最近の建物は気密性が高い反面、湿気が溜まりやすくなっているため、虫にとって居心地が良い。そのため、防虫剤の用意は不可欠です。

置く場所として、もちろん説明書を読むことが前提ではありますが、おおむね防虫剤に入っている成分は空気より重いようです。その場合、効果は置いた場所から下へと広がっていきます。なので防虫成分が効率的に行きわたるよう、タンスならば、なるべく服よりも上の位置へ置くようにしましょう。

クローゼットに吊るすタイプなら、基本的にまとめて置くのは避ける。ひとつずつ距離を取り、たとえば吊るす棒の両端などに配置するのがおススメです。

夏物の収容であれば、このような感じでしょうか。

今年の夏は暑く、私も含めて「秋が待ち遠しかった」、なんて方は多いのかも。ようやくこれから過ごしやすくなって、お出掛けも楽しめるはずです。それでいて今年は夏服の期間が長く続いたぶん、秋服の出番は短いのかもしれません。

ぜひお気に入りの服でお出かけをして、秋のおしゃれを存分に楽しんでくださいね。


だから、50歳から片づける―「思い出のもの」は捨てなくていい』(CCCメディアハウス)

何があるかわからない時代。50を過ぎたらすぐ片づけるべき。人生の折り返し地点を過ぎたら、片づけたもの勝ち! 5年間で6000人以上の受講生にアドバイスをしてきた著者が語る50代ならではのモノの手放し方や増やさないコツ、ラクにできる収納。東日本大震災を経験した著者の非常時の備え、楽する家事習慣、家族の片づけなどなど、すぐできる具体的な解決策が満載。