「人生の最期をどんな形で終えるかに正解はない。それぞれの生があって死があるのだと、この役を演じたことで、あらためて噛みしめることになりました。」(吉永さん)
「たとえ100歳を超えていても、いざそのときが訪れると、家族の方は、『まさか自分の親が死ぬとは思わなかった』と、うろたえてしまう。」(南さん)
「別に、俳優の仕事じゃなくてもいいんです。映画の世界に身を置いて、みんなと一緒に働けたら。」(吉永さん)/「医療と小説、この2つがあることで、私の中ですごくバランスが取れているんです。」(南さん)
南杏子さん(左)と吉永小百合さん(右)(撮影:三浦憲治)