記事本文へ戻る 愛用の柘植の櫛は京都・四条の「十三や」の品。母・ちゑさんから受け継いだものは長年使って飴色になっている (撮影=福森クニヒロ) 日本画家・河村長観氏による日本髪の絵。南さんたち髪結いにとって重要な資料の一つ(画像提供◎南登美子さん) 3代続く美容室には祇園東の舞妓さんや料亭の女将さんたちが通う。舞妓のつね桃さん(現在は引退)の髪を結う南さん 「今日は写真を撮るから、孫娘と長男と相談してきれいな色のセーターを選びました。髪は美容師をしている次男がしてくれて」