多良久美子
たら・くみこ
昭和17年(1942年)長崎生まれ。8人きょうだいの末っ子。戦死した長兄以外はみな姉妹。2歳のときに被爆。翌年母を癌で亡くし、父と姉たちに育てられる。高校生のときに父の会社が倒産し、進学を断念。24歳で結婚後、4歳で麻疹により最重度知的障がいとなった息子を育てる。娘は早逝。80歳を前に、長く携わってきた社協の仕事を引退、「障がい児・者の親の会」は相談役に。「これからは私の時間!」と、これまで忙しい日々で細切れにしかできなかった趣味の織り物やピアノに、どっぷりつかる日々。料理やインテリアなど「家時間」を楽しむのが好き。姉は、12万部のベストセラー『87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし』(すばる舎)の多良美智子さん。
対談
89歳と82歳の多良姉妹「布を織り、早逝した娘が遺したピアノを弾く。やるべきことはやったから、あとはおおいに人生を楽しみたい」
多良美智子多良久美子2024年11月07日
対談
89歳と82歳の多良姉妹「〈団地一人暮らしの日常〉動画で大人気に。人生振り返れば、家事も育児も介護も私の《自己表現》だった」
多良美智子多良久美子2024年11月07日
エッセイ
80代夫婦と障がいを持つ息子の3人ぐらし「食べるのも作るのもとにかくシンプルに」すき焼き風煮物+魚のアラの吸い物など「一汁一菜」で
多良久美子2024年02月15日
エッセイ
「もう終わりにしてください」43歳で子宮頸癌が発覚した娘に何ができるか考え続けて…「後悔はない。これ以上はできないくらい、やり尽くした」
多良久美子2024年02月14日
エッセイ
麻疹(はしか)にかかった息子が4歳で最重度知的障がい者に…「飛び降りたら楽になるかも」思いつめていた私の目を覚ました姉のある一言とは
多良久美子2024年02月13日