森久美子
もり・くみこ
作家・拓殖大学北海道短期大学客員教授
1995年朝日新聞社北海道支社主催「らいらっく文学賞」に入賞。以来、多数の連載を持つほか、「食と健康」がテーマのラジオ番組のパーソナリティを務める。農林水産省・食料農業農村政策審議会委員などを歴任。著書に『ハッカの薫る丘で』(小社刊)『古民家再生物語』(小社刊)など。2022年より拓殖大学北海道短期大学客員教授
エッセイ
実母と姑、舅を同じ家で介護し、49歳で逝った母。「介護が終わる日は亡くなる日、嫌だと思ってはいけない」という母の言葉に、私はまだ縛られている
森久美子2023年04月27日
エッセイ
「免許返上は嫌だ!」と駄々をこねていた認知症の94歳の父が、すっかり大人しくなりバトルが減った。その代わり好き嫌いが増えてきて…
森久美子2023年04月13日
エッセイ
サンマ効果か、認知症ながら元気を取り戻した94歳の父と迎えたお正月。明日は我が身と見守って
森久美子2023年01月12日
エッセイ
「車がないとどこにも行けない」認知症を他人事と思っている93歳の父が自損事故。昨日のことは忘れても、真珠湾は覚えてる
森久美子2022年05月26日
エッセイ
94歳・認知症の父は、エーザイの株価が上がると嬉しそうに言った。「認知症の人は大変だな。治療薬ができたら、多くの認知症の人が救われる」
森久美子2022年10月20日
エッセイ
「子どもみたいに褒めるな」93歳、認知症の父の機嫌に翻弄され。娘でありながら「保護者」である重圧も。父に対するスタンスの取り方に悩む
森久美子2022年10月13日
エッセイ
「ご飯を口に入れた後、どうするんだ?」94歳の父が自分の生活習慣を忘れ始めた。好不調の波を繰り返し、右肩下がりに老いていく
森久美子2022年09月15日
エッセイ
父の認知症が一気に進んでいる。真夏にクーラーもつけず、電気あんかを手離せない。2歳児並みのイヤイヤまで始まり問題山積
森久美子2022年09月08日
エッセイ
49歳で逝った母を追い詰めていた介護ストレスを思い出し、どうしても手が抜けない。父は未だ「親の世話は家族がやるもの」と…
森久美子2022年09月01日
エッセイ
94歳、認知症の父が子ども返りしている。ひ孫に贈られた細工蒲鉾を欲しがり「俺も男の子だ!」とねだる
森久美子2022年08月25日
エッセイ
93歳の父は、昔のアルバムを開き、いなくなった人に赤い×を付けた。認知症はゆっくり進んでいるが、ユーモアは残っているようで嬉しい
森久美子2022年08月18日
エッセイ
父は認知機能検査をパスし「運転しないのだから、免許証を持っていても構わないだろう?」と言った。車を失った父のもとに、アレクサがやってきた
森久美子2022年06月16日
エッセイ
自損事故で車を失った父は「助犬」のおかげで温和に。ほっとしたのも束の間、黙って高齢者講習に向かっていた
森久美子2022年06月09日
エッセイ
認知症の父の言動にずっと上げ足を取り、常に否定していた。息子に諭され「褒める介護」を実践したら、父が柔和になった
森久美子2022年06月02日
エッセイ
認知症が始まったのに免許を返納しない93歳の父。車を大破させたが事故の記憶はなく、ディーラーに次の車を注文するとは
森久美子2022年02月03日
エッセイ
「年寄り扱いするな!」要介護認定の検査で張り切る父の結果は、要支援1。でも自分では足の爪が切れなくなっていた
森久美子2022年01月28日
エッセイ
「俺は健康だ。介護なんて必要ない!」枯れるというより、壊れ始めている父。下着を替えず、無駄な買い物も…
森久美子2022年01月21日
エッセイ
元気な93歳の父が、コロナを機に壊れ始めた。前期高齢者の娘と、昭和一桁生まれ男やもめ40年の父、老老介護奮闘記
森久美子2022年01月14日
寄稿
朝ドラ『おかえりモネ』が描く森や海の力。〈焦らなくてもいい、ゆっくりでいいんだ〉の意味とは
森久美子2021年07月30日