「いつでもどうぞと言える家にあることが、私にはとても大切」だそうで――。(『再出発整理-心地よい居場所とお金のつくり方』(‎婦人之友社)より 以下全て)
就職、結婚、子育て…。ライフステージが変われば、住まいも生活時間も、そしてお金の使い方も一緒に変わらざるを得ませんよね。実際、自分なりのやり方でその都度しっかり見直してきたというのが「スーパー主婦」としてメディアでも活躍する山崎(正しくは立に可)美津江さんです。家とは希望が叶い、いつからでも新しくなれる場所だと話す山崎さんいわく「いつでもどうぞと言える家であることが、私にはとても大切」だそうで――。

「いつでもどうぞ」と言える家を目指す

私にとっては毎日が特別な1日。その時間を仲間と集って過ごす場所を持てるかどうか。

「いつでもどうぞ」と言えるかどうかは、家の中に居場所があるのと同じくらい大切なことです。

先日、エレベーターで同じマンションの方から声をかけられました。開口一番、「山﨑さん、前にすすめてもらった掃除機が壊れてしまったの。今度は何がいいかしら?」。

もう10数年も前にわが家のオープンハウスに来てくださって、その後は挨拶程度だったのでびっくりしました。

でもおすすめした掃除機がそのお宅で活躍していたと思うと、お互い家をよくしたいという気持ちがあれば、いつでもこんなふうに繋がれるんだとうれしくなりました。