長篠城到着!

ご解説を経て、バスは長篠城址に到着。

バスを降りてすぐに気付くことですが、城の後方は川や山々にしっかりと囲まれていました。

普段の防御という意味ではその険しい地形が存分に役立ちそうですが、武田軍はその山のいくつかに砦を築いて城を圧迫していたとのこと。あの山々に敵(しかもあの武田)が潜んでこちらを見ていたとしたら…

城の中の人たちはさぞ不安だったことでしょう。

長篠城概要図。地の利が活かされており、その分防御には優れていそうです(写真:婦人公論.jp編集部)

長篠城址周辺では、鳥居強右衛門にまつわる記載を多く見ることもできました。

強右衛門といえば、長篠城を救うために命をかけて援軍を呼び寄せたという足軽。最後には武田軍に捕らえられ、磔にされたとされていますが、ドラマでも岡崎体育さんが演じて鮮烈な印象を残していました。

同所にある長篠城址史跡保存館では、長篠城や長篠・設楽原の戦いについての資料を目にしたのはもちろん、火縄銃の歴史を学ぶことができました。

見事な内堀! 長篠城は「日本100名城」にも選ばれています(写真:婦人公論.jp編集部)

また保存館の入り口には、岡崎さんと亀姫を演じた當真あみさんのサインがしっかりと飾られていました。長篠城まで戻ってきたのだな、強右衛門…。