すぐに捨てられるもので弾みをつける
最後が、服などを買った時にもらったショップ袋。
最近は袋が有料になる場合もあり、以前に比べれば増えにくくなっていると思います。それでも、高価なブランドのショップ袋を手に入れた場合などは、「いつか使うかも」と捨てられず、なんとなく手元に残しておきがちです。でも出番はなかなか来ないまま、やっぱりどこかのスペースを占めていたり…。
前提として、全部捨てる必要はありません。お気に入りを選び、たとえば「この袋に入るぶんだけ残す」などのルールを決めたうえで保管してはいかがでしょうか。その他は、捨てたり使ったりして、どんどん減らす。自然に増えるモノだけに、ルールを設けておくことが大切です。
いかがでしょうか。今リビングを見渡してみて、該当するものはありましたか?
リビングは過ごす時間が長い場所ですし、すっきりしていればいるほど、気持ち良く過ごせるはずです。本格的な片づけ、その助走としてまずはすぐに捨てられるものを見出すことで、弾みをつけてはいかがでしょう。
『だから、50歳から片づける―「思い出のもの」は捨てなくていい』(CCCメディアハウス)
何があるかわからない時代。50を過ぎたらすぐ片づけるべき。人生の折り返し地点を過ぎたら、片づけたもの勝ち! 5年間で6000人以上の受講生にアドバイスをしてきた著者が語る50代ならではのモノの手放し方や増やさないコツ、ラクにできる収納。東日本大震災を経験した著者の非常時の備え、楽する家事習慣、家族の片づけなどなど、すぐできる具体的な解決策が満載。