(写真提供:photoAC)

整理された部屋で生活すべき理由

部屋の中を散らかしていると、健康上のリスクも高くなります。じつは、シニアが事故に遭う場所で最も多いのは、道路でも駅でもなく、自宅。しかも、その割合は8割近くにものぼります。

事故の多くは、室内を普通に歩いていたときに何かにつまずくというかたちで起きているのです。

シニアになると骨の強度が低下するため、ちょっとした転倒でも骨折につながります。

骨折をきっかけに寝たきりになるケースは皆さんが想像する以上に多いので、不要品はほどほどに処分して、整理された部屋で生活すべきでしょう。

 

保坂隆さんの連載「人生を楽しむ ほどほど老後術」一覧