保険は必ず

海外でトラブルに遭うと怖いし、焦りますよね。ハワイなど日本人観光客の多い場所では、警察に日本語を話すスタッフがいる場合もあります。

英語に自信がなければ、「Japanese speaker please.」と、とりあえず言ってみましょう。日本語を話せる方がいるかもしれません。Googleなどスマホのアプリの翻訳機能も活用できます。

帰国後に保険を請求する時に必要になる書類「ドキュメント フォー インシュランス」も必ずもらっておきましょう。

英語で保険のことを「insurance インシュランス」と言います。旅行中の場合、旅行保険なので正しくは「Travel insurance トラベル インシュランス」なのですが、とりあえずインシュランスでOKです。保険があるとなしでは、どんなトラブルでも対応が違ってきます。

怪我や病気で病院のお世話になった時にも必要です。もし、急病でERに担ぎ込まれた場合も「アイ ハブ インシュランス」と必ず告げること。保険なしの病人は後回しにされることもありますから。

もし、事故などで他人を傷つけてしまった場合にも、対人賠償保険に入っていれば帰国後保険金を請求できるので、保険用の書類をもらっておきましょう。

※本稿は、『大人の旅はどこへでも行ける 50代からの大人ひとり旅』(扶桑社)の一部を再編集したものです。


大人の旅はどこへでも行ける 50代からの大人ひとり旅』(著:地曳いく子/扶桑社)

すべてのことは一期一会。自由な大人のひとり旅へ出よう。
人気スタイリスト、初の旅行エッセイ!

旅の達人・地曳いく子が「大人ひとり旅」のコツをとことん紹介!