サウナ再デビュー、終了

「……死ぬ!」

思わず、口から飛び出た言葉。足を踏み入れた水風呂は想像以上に冷たく、サウナ以上の拷問にさえ感じた。この間、YouTubeでタレントのYOUが「飲み屋の路地裏で(酒を)吐きながら死にたいのよ」と言っていたけれど、私は路地裏どころか、水風呂で素っ裸のまま、死ぬことになる。命の危機を感じた私は、5秒ほどで水風呂から飛び出た。100°と17°の温度差には勝つことができなかった。

(私は初心者なのだから……)

そう自分に言い聞かせて、ぬるま湯のシャワーで汗を流して、外気浴。ただこれも冷えを感じたので、外の温泉で半身浴。どれもこれも皆が教えてくれた作法通りにはいかなかった。

結果、悔しさのあまり、もう1セットにトライ。水風呂は避けて、同じように温泉に気持ちよさを感じて、サウナ再デビュー、終了。

皆は外気浴あたりで整うらしいのだが、まったくその気持ちよさがわからなかった。しかも私は元々、メラニン色素が足りないような白肌。サウナに入った後は見事に茹でタコのごとく、顔は真っ赤になってしまった。もうこれならサウナはいい。風呂に入って静かに女性たちの会話に耳を傾けているほうが性に合っている。まあ、何事も体験だと、自分に言い聞かせながら帰路に着く。この後「おばサウナ」流の整いが待っているとは知らずに……。

「整った」と私をサウナへと触発してきた幼なじみとのLINE。出かけた当日に「もういい」と返事を。この後に私も整うんだけど