左から熊野速玉大社宮司・上野顯さん、さだまさしさん、和歌山県知事・岸本周平さん
2024年11月30日、和歌山県観光連盟は、都内ホテルで『“聖地リゾート!わかやま” 東京レセプション2023』を開催、シンガーソングライターのさだまさしさんが登壇しました
(撮影◎武田裕介)

万博までのダイヤモンドイヤー

和歌山県は、2023年には弘法大師御誕生1250年、2024年には世界遺産登録20周年、2025年には 大阪・関西万博と、観光にとって追い風となるダイヤモンドイヤーを迎えます。

今回のレセプションでは、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に関する講演や、曼荼羅絵解きなどで熊野の魅力が紹介されました。

第1部では、全国熊野会会長で熊野速玉大社宮司・上野顯氏が登壇。『甦りの熊野~世界遺産20周年を迎えて~』として、映像とともに勇壮な伝統行事・神倉神社の御燈祭りを紹介しました。

続いて、新宮市観光協会登録ガイドの西浦康代氏が「比丘尼」に扮して「熊野歓心十界曼荼羅」の絵解きを披露。あまたの地獄を語り尽くしました。

第2部は、オープニングとして荘厳な2人の巫女による創作神楽「神なぎの舞」が披露され、続いて和歌山県知事の岸本周平氏が挨拶。その後、ゲストにシンガーソングライターさだまさし氏を迎え、上野宮司と3人でのトークセッションが行われました。

和歌山の魅力について語るさださん