《 習慣4 》

体を冷やす食べ物は、摂る時間に注意を

外から仙骨を温めても、体内から冷やせば元の木阿弥です。根菜やしょうがなど、体を温める食材を意識して摂りましょう。

「生野菜など体を冷やすものは朝食か昼食で。体温は朝から上昇して夜に下がります。夜に冷たいものを摂ると、体温が下がって体が冷えやすくなりますので注意してください」(中野先生)

体を温める食べ物
ごぼう、れんこん、にんじん、大根、にんにく、しょうが、長ネギなど
体を冷やす食べ物
トマト、きゅうり、なす、ピーマン、レタス、もやしなど

 

《 習慣5 》

仙骨を刺激する体操で腰痛も解消

「仙骨を刺激する“ひざ寄せ体操”も効果的です。自分の体重が仙骨にかかり、副交感神経に適度な圧刺激を与えることができます」(中野先生)

温熱シートを仙骨がある場所に貼りながら行うと、熱刺激も加わって副交感神経がより活性するとのこと。腰の筋肉を伸ばす“ひざ寄せ体操”は、腰痛の予防・改善にもおすすめです。

(1) 仰向けになって両手で両ひざをかかえ、ひざを自分の顔のほうに近づけると、仙骨部分が床に当たる。その姿勢を3秒キープ
(2) 両手を両ひざから離して、足の裏の全面を床につける
(3) (1)と(2)を3回繰り返す