永井さん、温泉ではその「鮮度」を重視しているそうでーー。(写真提供:Photo AC)
訪れた温泉は約500湯、女ひとりで温泉を巡りまくっているという永井千晴さん。旅行情報誌編集部で働いた経験を活かし、現在は「温泉オタク会社員」としてブログなどで温泉情報を発信しています。その「温泉オタク会社員」こと永井さんが温泉の楽しみ方を紹介する当連載。今回のテーマは「温泉で一番大事なのは『鮮度』」です。

やっぱり温泉で一番大事なのは「鮮度」

ここまでの連載を読んでいただければお分かりの通り、私にとってのいい温泉とは「個性がわかる温泉」です。裏を返せば、個性がわかりにくい温泉もある、といえます。

個性がわかるかどうかの大きな指標に、「鮮度」があります。温泉の鮮度ってなんじゃそりゃ、と思われるかもしれません。

でも、世の温泉オタクはよくいうのです、「温泉はナマモノ」と。

湧いた瞬間から酸化して、色やにおいが変わり、次第に個性がわかりにくい状態へ向かっていきます(例外もあります)。だから、「湧きたて」が一番いいぞ、と私も考えています。

「刺し身は数日寝かせたほうがおいしい」なんていいますが、温泉は湧きたてが至上です(これは私の思想なので、“正しい”わけではありません)。

鮮度を示すいくつかの視点について、ご紹介していきます。

・どこから湧いているか
・湧いたところから湯船までの距離
・源泉の管理者
・湧いている量
・湯船の大きさ
・湯船に注ぐ温泉の処理方法

ここからはちょっと専門的な話になるので、ご注意ください。