源泉かけ流しはサイコーだけど、それ以外がだめなわけじゃない

でも、源泉かけ流し以外がだめとは思いません。

特に、希釈のための加水や、源泉を適温にするための加温は、私にとっては「源泉かけ流し」の範囲です。

循環・濾過・消毒している温泉だって、

・温度をいつも適温に保てる
・湯が清潔である
・大きな湯船に常に湯を満たせられる

などのメリットもあります。塩素のにおいをさせないためにさまざまな工夫を凝らしている施設も少なくありません。

そういった面を無視して、「循環だから一律だめ!」と考えるのは、ややもったいないように思います。源泉かけ流しにも、循環にも、それぞれによさがあるのです。

源泉かけ流し、加水とか循環とかピンとこない! な方に、簡単な見分け方を紹介します。

・湯船から温泉が溢れ出ていて
・湯船の側面や底に、パイプや排湯口がなくて
・塩素のにおい(=プールのようなにおい)がしない

この3点が揃っていれば、大体が源泉かけ流しです。ぜひこの3点を、温泉に浸かったときに確かめてみてください。

※本稿は、『女ひとり温泉をサイコーにする53の方法』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。


女ひとり温泉をサイコーにする53の方法』(著:永井千晴/幻冬舎)

訪れた温泉は約500湯。
ヒマさえあれば女ひとりで温泉を巡りまくっている「温泉オタク会社員」による温泉偏愛エッセイ!

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