新春にオススメの片づけ「壊れているもの」

もうひとつ、新年にふさわしい片づけるべき対象。それが壊れているもの、です。

年末の大掃除にやることでは? と思った方もいるかもしれません。でも、年末に家の細部の掃除に注力した結果、実は大きなモノのほうが処分できないまま年越ししてしまった、なんてお宅もあるのでは? 

または修理するのも難しいから処分したほうがいいと分かっているけれど、捨てるのが面倒で何年もそのまま放置してきた、といった方も多そうです。

でも壊れているモノが何年も家にあると、場所が占有されるだけでなく、運気まで下がりそう。ですので、年末に処分しそびれた方、そもそも存在を忘れてしまっていた方、わかってはいるけど重い腰が上がらなかった方も、新年の今こそ処分を考えてみてはいかがでしょうか?

なお壊れたまま放置されている典型として、よく話に出てくるのは空気清浄機やドライヤー、扇風機などの中型の家電です。電化製品以外には、スーツケースなども。我が家でもキャスター部分が壊れたスーツケースを最近になって処分しました。

阿部さんが処分したというスーツケース(写真:著者)

新春にオススメの片づけは以上となります。みなさんもあらためて家を見渡してみて、何年も放置されたままの年賀状や壊れたものがあれば、このタイミングで整理や処分を考えてみてはいかがでしょうか?

新しい年が始まった今、良いスタートを切って「今年こそ!」を実現させましょう。本年もどうぞよろしくお願い致します。


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<著者新刊!>片づけには「人を変える」パワーがあります。私の片づけ講座を受講する方々は「何から片づけていいかわからない」という片づけ自体のお悩みもあれば、「片づけられない自分はだらしがない」「探しものをしてイライラすることが多い」といったお悩みを抱えている方まで様々いらっしゃいます。ですが、私から言わせれば皆さん「片づけの法則」を知らないだけなのです。自分を好きになるには「自分にもできた!」を感じ、自分に自信を持つことが近道。片づけは、そのための手段です!