(撮影:本社写真部)
愛に生き、仏の道を説き、執筆に人生をささげた瀬戸内寂聴さん。三回忌を迎えた今もなお、そのことばは、私たちの背中をしっかりと押してくれます。折々に思い出したいフレーズを集めました(撮影:本社写真部)

その1よりつづく

「己を忘れて人のために生きる」

みんなが「忘己利他(もうこりた)」で生きるようになれば、喧嘩もなくなるし、戦争もなくなるでしょう。
人様の愛情の力は大きいですね。

 

 

「健康に一番大切なのは、笑うこと」

とにかく笑顔で過ごすこと。
年齢を重ねたら、他人に楽しませてもらおうとしてはダメです。
笑えることを自分で見つけ出しましょう。

 

 

「《孤独》に耐える力をつけよう」

人間は生まれた時から孤独だから、人を愛するし、肌を温めあう。
だけど、根本が孤独であることを忘れず、甘えすぎないで。