ぐっすり眠るための工夫と注意点
深夜や朝方に起こされないための対策はいくつかあります。例えば、食いしん坊な猫ちゃんで、「お腹がすいた!」と早朝に起こされる場合は、食事のタイミングや量を調節してみることができます。
就寝前に少し多めにごはんを与えたり、自動給餌器を使って、いつも起こされる時間に自動でごはんを与えたりすると改善するかもしれません。また、就寝前に知育トイにカリカリを入れておく方法も効果的です。
さらに、猫と遊ぶ時間を十分に確保することも重要です。仕事や学校から帰宅して、夕方から夜にかけて何度か遊んであげることで、夜間はぐっすりと眠ってくれる可能性があります。
注意が必要なのは、甲状腺機能亢進症や認知症でも夜間に鳴いたり、活動的になったりする場合があることです。高齢の猫ちゃんでこのような行動が見られた場合は、かかりつけの先生に相談して、必要な検査を受けるようにしましょう。
※本稿は『どっちが正しい? 幸せになるねこ暮らし』(ワニブックス)の一部を再編集したものです。
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